| タグ | 値 | 意味 |
|---|
| 段階 | レコード | 対応内容 |
|---|---|---|
| 1. 監視 | p=none; rua=mailto:... | 数週間レポートを収集します。お客様のドメインを名乗って送信しているすべてのシステムを洗い出し、正当なものについてSPFまたはDKIMを修正します。 |
| 2. 強制適用の開始 | p=quarantine; pct=10 | 失敗したメールのごく一部にポリシーを適用し、レポートに問題がない間は pct を段階的(25、50、100)に引き上げます。 |
| 3. 完全なquarantine | p=quarantine; pct=100 | 正当な送信元がひとつも失敗しなくなるまで、この段階にとどまります。 |
| 4. reject | p=reject | 失敗したメールは拒否されます。引き続きレポートを確認してください。後から追加した送信元は設定が必要になります。 |
各段階にどれだけ留まるかは、お客様のドメインで送信するシステムの数によって変わります。段階の名称は当社の提案であり、DMARC標準の一部ではありません。
ジェネレーターはブラウザー内で動作し、何も保存しません。DMARCレコードは1ドメインにつき必ず1つとし、_dmarc のTXTレコードとして公開してください。
SPFとDKIMはそれぞれ何かを検証しますが、検証に失敗したときの扱いは示さず、利用者が実際に目にする From 行のアドレスとも結びついていません。DMARCはその両方を補います。受信側に対し、SPFまたはDKIMが From アドレスと同じドメインで成功した場合にのみ、そのドメインからのメールとして受け入れること、そして成功しなかったメールをどう扱うかを伝えます。さらに受信側からのレポート送信を求めるため、お客様のドメインを名乗って送信している送信元が分かります。
| タグ | 役割 | 備考 |
|---|---|---|
| v | バージョン | 常に DMARC1 で、常に先頭に置きます。 |
| p | 失敗したメールのポリシー:none、quarantine、reject | 必須。 |
| sp | サブドメインのポリシー | 任意。省略するとサブドメインは p に従います。 |
| rua | 集計レポートの送信先 | 強く推奨。mailto: アドレスを1つ以上指定します。 |
| ruf | 失敗レポートの送信先 | 任意。大手の受信側の多くは送信しません。 |
| adkim, aspf | アライメントモード:relaxed(r)またはstrict(s) | relaxed が既定で、ほとんどのドメインに適しています。 |
| pct | 失敗したメールのうちポリシーを適用する割合 | quarantineやrejectを段階的に導入する際に使います。 |
| fo | 失敗レポートを生成するタイミング | 0(既定)、1、d、s。 |
| ri | 集計レポートの要求間隔(秒) | 既定は86400(1日)。受信側が無視する場合があります。 |
よくある間違いは、初日から p=reject を公開し、請求書がバウンスして初めて、忘れていたシステムが自社を名乗って送信していたと気づくことです。安全な進め方は、まず監視から始め、レポートに問題がなくなってから厳格化することです。
ジェネレーター下の段階表では、各ステップをコピーできるレコードとして確認できます。
DMARCは、SPFまたはDKIMが成功し、成功したドメインが From ドメインと一致した場合にパスします。relaxed アライメントではサブドメインも一致とみなされ、mail.example.com からのメールは From が example.com でもアライメントされます。strict アライメントではドメインが完全に同一でなければなりません。strict は、すべての送信元を管理していて最も厳しいルールを望む場合にのみ有効です。サブドメインを使うサードパーティサービスからの正当なメールが失敗することもあります。
rua のアドレスが、保護対象とは別のドメイン(レポートサービスなど)にある場合、受信側は、そのドメインがレポートの受信に同意しているかを確認します。同意は、yourdomain._report._dmarc.otherdomain に値 v=DMARC1 のTXTレコードを公開することで示されます。通常はレポートサービスが設定してくれます。該当する場合は、ジェネレーターがお知らせします。
毎日届く rua レポートは、受信側ごとに1つの圧縮XMLファイルで、送信IP、メッセージ数、SPFとDKIMの結果が記載されています。1日に数件を超えると、手作業で読むのは困難です。多くの方はレポートサービスやスクリプトで表にまとめています。どの方法でも、特に新しい送信サービスを追加した後は、定期的に確認してください。
ドメインに _dmarc という名前のTXTレコードを作成し(フルネームは _dmarc.example.com)、生成された値を貼り付けます。DMARCレコードは必ず1つだけにしてください。DNSの反映後、当社のSPF・DKIM・DMARCチェッカーでドメインを確認し、意図どおりに読み取られているか確かめましょう。
タグを標準の順序で並べ、mailto: の接頭辞を自動で付与し、アドレスが無効な間はコピーできないようにします。
レポートなしのreject、strictアライメント、別ドメインへのレポート送信、分割が必要なほど長いレコードにフラグを立てます。
お客様のレコード内のすべてのタグを意味とともに表にまとめ、何を公開するのかが分かるようにします。
4段階の計画で、p=none から p=reject まで進められます。
v=DMARC1; p=none; rua=mailto:確認できるアドレス。配信には何も影響せず、お客様のドメインを名乗って送信している送信元が分かるレポートの受信が始まります。
quarantineは、失敗したメールを不審なものとして、通常は迷惑メールフォルダに入れるよう受信側に求めます。rejectは受信を拒否するよう求めます。どちらも、受信側がポリシーに従うかどうかに依存します。
失敗したメールのうち、ポリシーを適用する割合を設定します。quarantineやrejectを段階的に導入するためのもので、低い値から始め、レポートに問題がない間は引き上げていきます。
通常は不要です。relaxedアライメントならサブドメインも一致とみなされ、ほとんどの構成に適しています。strictアライメントでは、サードパーティサービスがサブドメインを使っている場合に、正当なメールが失敗することがあります。
通常は不要です。失敗レポートは任意で、大手の受信側の多くは送信せず、メッセージ内容の一部が含まれることもあります。有用なのは集計レポート(rua)です。
ドメインに _dmarc という名前のTXTレコードとして公開します(例:_dmarc.example.com)。1つだけにしてください。
レポートは各受信側から1日1回程度、その受信側が処理したメールについてのみ送信されます。公開後、数日ほどお待ちください。また、アドレスの綴りが正しいこと、別ドメインの場合はそちらで受信が許可されていることを確認してください。
受信側から見たドメインの状態(SPF、DKIM、DMARC)を、1回の実行で確認できます。