結果はチェックした時点のもので、照会したリストにのみ当てはまります。リストは変更されることがあり、ほかにもリストは存在します。照会や削除のルールは、各リストが独自に定めています。
ブロックリスト(ブラックリストやDNSBLとも呼ばれます)は、スパム送信、マルウェアのホスティング、悪用されたマシンからの運用などで報告されたIPアドレスやドメインのデータベースです。受信メールサーバーは、メッセージの到着時にこれらのリストを照会します。リストと受信側の使い方次第で、掲載されるとメッセージが拒否、遅延、フィルタリングされることがあります。
「唯一のブラックリスト」というものは存在しません。異なる組織が運営する独立したリストが数多くあり、それぞれが登録と削除の独自ルールを持っています。あるリストへの掲載は、そのリストを使っていない受信側には影響しません。
ブロックリストはDNSで照会されます。IP 203.2.3.4 を調べる場合、サーバーは 4.3.2.203 にリストのドメインを続けた名前(例:4.3.2.203.example-list.org)を問い合わせます。その名前が存在しなければ、IPは掲載されていません。127.0.0.0/8 内のアドレスが返れば掲載されており、返ってきたコードから理由が分かります。ドメインのリストも同様ですが、逆順にはせず、ドメイン名をそのままリストのドメインの前に付けます。
既定のリストは以下のとおりです。ドメインの場合は、ドメインリストに加え、そのドメインのルート名が解決されるIPv4アドレスもチェックします。
| リスト | 対象 | 掲載の一般的な意味 |
|---|---|---|
| Spamhaus ZEN | IP | 複合リスト:スパム送信元、悪用されたマシン、メールを直接送信すべきでない範囲。 |
| SpamCop | IP | スパムとして報告されたもの。報告が止まれば登録は失効します。 |
| UCEPROTECT レベル1 | IP | スパム送信が確認された個別のアドレス。 |
| Passive Spam Block List | IP | スパムトラップに送信したアドレス。 |
| DroneBL | IP | プロキシ、ボット、その他悪用されたマシン。 |
| Spamhaus DBL | ドメイン | スパム、フィッシング、マルウェアで確認されたドメイン。 |
| SURBL | ドメイン | スパムやフィッシングメッセージの本文中で見つかったドメイン。 |
一部のリストは、大規模な共有DNSリゾルバーからの照会を制限またはブロックし、可否ではなく特別なコードを返します。Spamhausがこれに該当します。その場合や照会がタイムアウトした場合は、結果を「不明」と表示します。これは合格ではありません。重要なリストで「不明」と表示されたら、各結果にリンクされているそのリスト自身の照会ページで確認してください。
「問題なし」は、照会した時点でそのリストが掲載を報告しなかったという意味です。リストはいつでも変わる可能性があり、ここでの問題なしという結果は、当社が照会していないリストについては何も示しません。
利用する受信側が少ないリストへの掲載は目に見える影響がないこともありますが、大手プロバイダーが使うリストへの掲載は深刻になり得ます。配信の問題は、認証の失敗、苦情、スパムトラップ、コンテンツなど、ブロックリストが記録しない要因からも生じます。メールが届きにくいのに掲載がない場合は、次に認証とエンゲージメントを確認してください。
入力されたIPまたはドメインは、照会のためにブロックリストの公開DNSサービスに送信されます。照会はお客様の身元と紐づけて保存されません。アドレスごとのレート制限があり、結果は数分間キャッシュされます。
IPアドレスはIPリストで、ドメインはドメインリストで照会し、さらにWebアドレスもIPリストでチェックします。
リストがコードを公開している場合、悪用されたマシンやスパム送信元など、登録の理由を結果に表示します。
リストが照会を拒否した場合や照会に失敗した場合、結果は問題なしではなく「不明」と表示されます。
登録を削除できるのはそのリストだけなので、各結果にそのリスト自身のページへのリンクを載せています。
IPアドレスの場合:Spamhaus ZEN、SpamCop、UCEPROTECT レベル1、Passive Spam Block List、DroneBL。ドメインの場合:Spamhaus DBL、SURBL。各リストが対象とする範囲の全一覧は、ツール下の解説をご覧ください。
大規模な共有DNSリゾルバー経由の照会を拒否するリストや、照会がタイムアウトした場合があります。「不明」は判断できなかったという意味で、問題なしとは異なります。結果のリンクから、そのリスト自身のサイトで確認してください。
いいえ。そのリストを使っている受信側だけが対応し、その対応の仕方もさまざまです。大手プロバイダーは主に独自の評判システムを使っています。実際の影響は、バウンスと苦情率で確認してください。
まず理由を調べ、原因を修正してから、そのリストの削除手続きに従います。登録が自然に失効するものもあります。問題を修正する前に削除を申請すると、たいてい再掲載されます。
ドメインのWebサイトのアドレスが、メール送信元と同じとは限りません。ただし、そこへの掲載はホスティングの問題を示すことがあります。送信元を確認するには、送信IPそのものを入力してください。
はい。ただしIPv6に対応するリストのみです。現在はSpamhaus ZENだけで、ほかのリストはIPv4専用のため、IPv6アドレスではスキップされます。
アドレスやドメインをお客様の身元と紐づけて保存することはありません。結果は数分間キャッシュされ、チェックにはレート制限があります。
次に認証を確認しましょう。配信の問題の多くは、ブロックリストではなく、SPF、DKIM、DMARCから始まります。